羅城門跡と矢取地蔵寺
撮影日 2018年2月27日
平安京の羅城門は,朱雀大路(すざくおおじ)の南端に建てられた都の正門です。
嵯峨天皇の命で造営された東寺と西寺。東寺には空海がおり、一方の西寺には守敏(しゅびん)という僧がいた。
平安京に日照りが続いた時、空海と守敏に神泉苑(京都市中京区)で雨ごいが命じられる。先に守敏が祈念したが、雨は降らない。そのあと、空海が願をかけると三日三晩にわたって雨が続いたという。。
これを逆恨みした守敏は、ついに空海を羅城門近くで待ち伏せて矢を放つ。
その時、黒衣の僧が現れて身代わりに矢を受け、空海は難を逃れた。黒衣の僧は実はお地蔵さまの化身であり、後にそのお地蔵さまは「矢取地蔵」とか「矢負(やおい)地蔵」と呼ばれるようになる。(どこまでが本当か疑問・・・)
羅城門遺址(らじょうもんいし) 南区唐橋羅城門町(花園児童公園内)
考古学的には羅城門の遺構はまだ発見されていません。
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